【エッセイから学ぶ韓国語】『わたしの心が傷つかないように』(내 마음 다치지 않게)~「공백」の「공」(空)とは僕たちの想像力をかき立てる刺激的な言葉

2021年6月10日、日本実業出版社から出版された話題の韓国イラストエッセイ『わたしの心が傷つかないように』(내 마음 다치지 않게)。

今回の韓国語単語は、Chapter1「なんとなくむなしい」より「공백」(コンベク/空白)を取り上げる。

 

공허한 마음의 공백이 채워질 지 알 수 없습니다.

むなしい心の空白は埋まりそうにない

 

先日Twitterにてハングル単語中級問題として出題した。

 

87%が正解だったように、答えは「공백」。

ちなみにドラマや歌でよく使われる「고백」(コベク)は「告白」だ。

 

「공」実に奥深い単語だ。

日本語で言えば「空」。「そこにあるべき何かを欠いた」状態を示す。

 

今回センテンスに登場する「공백」(空白)「공허」(空虚)も、〝側にいてくれる誰かがそこにいない〟切ない気持ちを表現している。

それは決してネガティブな感情ではなく、「공」(空)の状態に身を置くことで「絆の大切さ」に気づく。

 

韓国アーティストが新曲リリースする際に使われる

〝컴백까지의 공백 기간

「カムバックまでの空白期間」。

この「공백」(空白)も新たな曲と姿でステージに登場することへの期待が込められている言葉だろう。

 

また、「공석」(空席)「공터」(空き地)も、そこにいるべき人や家を想像して出てくる言葉だ。

 

すると、「공짜」(無料・タダ)はどうか?

「무료」(無料)と比べて会話でよく使われるが、本来払うべきお金を節約できる「お得感」がより強いと言えるだろう。

 

このように考えると「공」(空)とは僕たちの想像力をかき立てる実に刺激的な言葉だ。